小話
短いお話をつぶやいてみる。夢系の話が主になると思いますが、名前変換機能はないです。
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イナイレ夢・鬼道さんと私7
「あ、鬼道さん」
「どうしたんだ、こんなところで」
「今日、お姉ちゃんが遊びに来るので、それに向けて買い出し中です」
「そうか、姉がいたんだな」
「はい、しかも双子なんです」
「それは珍しいな。似ているのか?」
「いいえ、正反対です。二卵性ですし、まず姉妹には見られないですね」
「そうか…」
「鬼道さんは兄弟いますか?」
「ああ、妹が一人いる。俺もあまり似てるとは言われないな」
「あ、でもなんか鬼道さんってお兄ちゃんって感じしますよ。面倒見良いですし」
「そうか?」
「そうですよ」
「…田口はどちらかと言うと、一人っ子って感じだな」
「そうですか?仲はいいんですけどね」
「仲が良すぎて、姉妹というより友達って感じなんじゃないか?」
「あー、まさにそんな感じです。だからですかね」
「一概には言えないがな」
「…ってもうこんな時間!今日はこれで失礼しますね」
「ああ、引き止めてすまなかったな」
「いいえ、では鬼道さん、また明日!」
「ああ、また明日」
また明日、これから先もずっと同じ時間を過ごせたら、それだけできっと私はとても幸せだろう。
でも叶わないからこそ、人というものは願わずにはいられないのだろう。
「ねぇ、由紀。その、そろそろ雷門に帰って来てくれないかしら?」
何も代わらない日常が、一番大切だと。
「どうしたんだ、こんなところで」
「今日、お姉ちゃんが遊びに来るので、それに向けて買い出し中です」
「そうか、姉がいたんだな」
「はい、しかも双子なんです」
「それは珍しいな。似ているのか?」
「いいえ、正反対です。二卵性ですし、まず姉妹には見られないですね」
「そうか…」
「鬼道さんは兄弟いますか?」
「ああ、妹が一人いる。俺もあまり似てるとは言われないな」
「あ、でもなんか鬼道さんってお兄ちゃんって感じしますよ。面倒見良いですし」
「そうか?」
「そうですよ」
「…田口はどちらかと言うと、一人っ子って感じだな」
「そうですか?仲はいいんですけどね」
「仲が良すぎて、姉妹というより友達って感じなんじゃないか?」
「あー、まさにそんな感じです。だからですかね」
「一概には言えないがな」
「…ってもうこんな時間!今日はこれで失礼しますね」
「ああ、引き止めてすまなかったな」
「いいえ、では鬼道さん、また明日!」
「ああ、また明日」
また明日、これから先もずっと同じ時間を過ごせたら、それだけできっと私はとても幸せだろう。
でも叶わないからこそ、人というものは願わずにはいられないのだろう。
「ねぇ、由紀。その、そろそろ雷門に帰って来てくれないかしら?」
何も代わらない日常が、一番大切だと。
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