小話
短いお話をつぶやいてみる。夢系の話が主になると思いますが、名前変換機能はないです。
[17] [16] [15] [14] [13] [12] [11] [10] [9] [8] [7]
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
鬼道さんと私・10
円堂と田口
時間軸はあまり考えてないけど正体はばれてない。
***
「なぁ、田口はサッカーしないのか」
「しないよ、私調理部だし」
「でも楽しいぜ、サッカーやろうぜ!」
「…今スカートなんだけど」
「え、あ、そっか。じゃぁまた今度な!」
「だから私はしないって」
「またなー、田口!」
「あー、はいはいまたね」
サッカーが楽しいなんて言われなくても知ってるし、
スカートなんて関係なく今すぐにでも駆け出していきたい。
でも出来ないんだから仕方がないじゃないか。
心からまっすぐで純粋過ぎる彼の言葉は、容赦なく私の傷をえぐっていく。
鬼道さんとは違う、ただただ熱く輝く彼の笑顔は眩しすぎて目が潰れそうだった。
あの言葉に、あの笑顔に、救われる人は多いのだろうが、私はどうしようもなく円堂が苦手だと思った。
時間軸はあまり考えてないけど正体はばれてない。
***
「なぁ、田口はサッカーしないのか」
「しないよ、私調理部だし」
「でも楽しいぜ、サッカーやろうぜ!」
「…今スカートなんだけど」
「え、あ、そっか。じゃぁまた今度な!」
「だから私はしないって」
「またなー、田口!」
「あー、はいはいまたね」
サッカーが楽しいなんて言われなくても知ってるし、
スカートなんて関係なく今すぐにでも駆け出していきたい。
でも出来ないんだから仕方がないじゃないか。
心からまっすぐで純粋過ぎる彼の言葉は、容赦なく私の傷をえぐっていく。
鬼道さんとは違う、ただただ熱く輝く彼の笑顔は眩しすぎて目が潰れそうだった。
あの言葉に、あの笑顔に、救われる人は多いのだろうが、私はどうしようもなく円堂が苦手だと思った。
PR