小話
短いお話をつぶやいてみる。夢系の話が主になると思いますが、名前変換機能はないです。
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鬼道さんと私・8
「あー、あっついですねー。早く涼しくならなりませんかねぇ」
「そうだな、だが夏もそう悪いものじゃないぞ?」
「鬼道さんは夏が好きなんですか?」
「お前は夏が嫌いなのか?」
「別に嫌いなわけじゃないですが、暑さには参ります。鬼道さんはどうですか」
「俺も似たようなものだ、ただ」
「ただ?」
「…まあ、その、夏休みのおかげで時間が有意義に使えるな」
「…ふふっ、やってることは普段と変わりませんけどね」
「…まぁ、確かにサッカーと勉強しかしてないが」
「そこが鬼道さんらしいと言えば鬼道さんらしい所なんですけどね」
「…そうか?」
「はい、とっても」
夏休みだというのに彼女と一緒に過ごす時間は極端に減る事なく、こうして今も穏やかな時間が流れている。
部活でほぼ毎日顔は会わせるが、それでは足りないと言い出したのは向こうの方だった。
しかし、その言葉を聞いて、確かにそうかもしれないな、と思った俺も相当毒されている。
「そうだ、鬼道さんかき氷食べに行きませんか?商店街においしいところがあるんです!」
「そうだな、少し出掛けるか」
そして何より、二人きりで居る時間が増えたことを、俺は喜んでいる節がある。
学校では、教室にはクラスメート、放課後はお互い部活があり、なかなか二人きりと言うことはないからだ。
(…ああ、人はこれを何と呼ぶのだろう。)
夏が終わるまでに、答えは出そうにない。
****
福岡青春カップに行ってきます!
それにしても暑い!
「そうだな、だが夏もそう悪いものじゃないぞ?」
「鬼道さんは夏が好きなんですか?」
「お前は夏が嫌いなのか?」
「別に嫌いなわけじゃないですが、暑さには参ります。鬼道さんはどうですか」
「俺も似たようなものだ、ただ」
「ただ?」
「…まあ、その、夏休みのおかげで時間が有意義に使えるな」
「…ふふっ、やってることは普段と変わりませんけどね」
「…まぁ、確かにサッカーと勉強しかしてないが」
「そこが鬼道さんらしいと言えば鬼道さんらしい所なんですけどね」
「…そうか?」
「はい、とっても」
夏休みだというのに彼女と一緒に過ごす時間は極端に減る事なく、こうして今も穏やかな時間が流れている。
部活でほぼ毎日顔は会わせるが、それでは足りないと言い出したのは向こうの方だった。
しかし、その言葉を聞いて、確かにそうかもしれないな、と思った俺も相当毒されている。
「そうだ、鬼道さんかき氷食べに行きませんか?商店街においしいところがあるんです!」
「そうだな、少し出掛けるか」
そして何より、二人きりで居る時間が増えたことを、俺は喜んでいる節がある。
学校では、教室にはクラスメート、放課後はお互い部活があり、なかなか二人きりと言うことはないからだ。
(…ああ、人はこれを何と呼ぶのだろう。)
夏が終わるまでに、答えは出そうにない。
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福岡青春カップに行ってきます!
それにしても暑い!
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