小話
短いお話をつぶやいてみる。夢系の話が主になると思いますが、名前変換機能はないです。
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鬼道さんと私・15
一之瀬と田口さん
※もし、田口さんの怪我が治って稲妻町に帰って来て雷門に転入したら。
***
「『私、鬼道さんのためならなんでも頑張れる!』って言ってたのは誰だったかな」
「…うるさい」
「そんな塞ぎ込んで迷惑なんだよ。悲劇のヒロインのつもりなのかな?」
「うるさい!お前に関係ない!」
「俺はどうでもいいけど部活の空気が悪いんだよ。自分が良ければ良いとか、最低の人間が考えることだよ」
「…じゃあ、どうしろって言うんだよ、私にはもう何もない」
「あるじゃないか、サッカーができる立派な足が」
「…そんなのあったって仕方ないよ」
「せっかく頑張って治したのに?」
「頑張りたかった理由が失くなったんだ」
「…欲張りだね」
「君ほどじゃないよ」
「あはは、確かに」
※もし、田口さんの怪我が治って稲妻町に帰って来て雷門に転入したら。
***
「『私、鬼道さんのためならなんでも頑張れる!』って言ってたのは誰だったかな」
「…うるさい」
「そんな塞ぎ込んで迷惑なんだよ。悲劇のヒロインのつもりなのかな?」
「うるさい!お前に関係ない!」
「俺はどうでもいいけど部活の空気が悪いんだよ。自分が良ければ良いとか、最低の人間が考えることだよ」
「…じゃあ、どうしろって言うんだよ、私にはもう何もない」
「あるじゃないか、サッカーができる立派な足が」
「…そんなのあったって仕方ないよ」
「せっかく頑張って治したのに?」
「頑張りたかった理由が失くなったんだ」
「…欲張りだね」
「君ほどじゃないよ」
「あはは、確かに」
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